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よみがな
たのしかったね」ちいさくつぶや微笑ほほえんだきみ
「まだそばにいてよ」こみげる弱音飲よわねのんだぼく

ひび電車でんしゃのベル 無常むじょう二人ふたり
からませた ゆびゆびをほどいて 別々べつべつ場所ばしょ旅立たびだ

いたいとおもいたいとねがあいだけがくれるよろこびにれたい
いたいとねがうだけで火照ほて身体からだ ますすべはそのぬくもりだけ っているのに

まぬように たがいのらしを おかさないように
だけど最近さいきんは メールや電話でんわじゃ距離きょりめきれない

いままでの こいとはちがよどみない気持きもちがあふれてく
どこまでも 透明とうめいなそのひとみ つめつづけておぼれたい

いたいとおもいたいとねが二人出会ふたりであ場所ばしょさけんでいるから
そしていつのか そして永遠とわちかいをてられるそのときこと しんじてるから

ねむれないよるやみつつまれて きみもとめて 彷徨さまよつづける
あいしているよ こわしたいほどに れて あさむかえいれる

いたいとおもいたいとねがあいだけがくれるよろこびにれたい
いたいとねがうだけで火照ほて身体からだ ますすべはそのぬくもりだけ っているのに