その気きのない貴方あなたの手てを引ひいて 胸むねに抱だいたあと
音おとのない時間じかんだけがすぎて 募つのりゆく想おもいがあふれた

赤あかく腫はれたハートは 傷きずつかぬように黙だまったまま
名付なづけようのない気持きもちだけ 気付きづかないフリ続つづけて

愛あいをもっと 心こころをもっと 伝つたえたくなる どうしようもなくね
愛あいをもっと 心こころをもっと 伝つたえたいんだ どうしようもなくね

待まちくたびれ始はじめた 退屈たいくつを拒こばんだカラダを
離はなれようとするたびにキツく抱だきなおし 誤摩化ごまかしてばかり

今夜こんやも 謎々なぞなぞの感情かんじょうに ふさわしい名前なまえがみつからない
探さがしだせないでいる理由りゆうを いまはまだ 尋たずねないで

愛あいをもっと 心こころをもっと 伝つたえたいけど どうしようもなくて
愛あいをもっと 心こころをもっと 伝つたえたいのにね どうしようもなくて キスした

世界中せかいじゅうに散ちらばったコトバを拾ひろい 当あてはめていく 不器用ぶきような愛あいに
ただ どうしても 曖昧あいまいな永遠えいえんさえも約束やくそくをして 確たしかめたくて

愛あいを知しって 全すべてを知しって 伝つたえたくって どうにかしたくて
愛あいを知しって 全すべてを知しって 伝つたえたいけれど どうしようもなくて キスした
耐たえられなくなって どうしようもなくて キスした