世界せかいが今いま、僕ぼくをさらう
消きえない光ひかり 目めを閉とじても
遠とおくにあると 気付きづいたけれど
かすかな声こえが 僕ぼくを呼よんでる

手てを伸のばしても 涙なみだがでる
走はしっても走はしっても

別わかれていく道みち

届とどかない指ゆびがちぎれそうだこの手てに
掴つかめなくてもいい
伸のばした指先ゆびさき 触ふれたものを
追おいかける 僕ぼくの全すべて

世界せかいはもう 僕ぼくを置おいてく
かすれて消きえる 叫さけんでるのに

光ひかりはもう 小ちいさくなる
息いきを吸すう 駆かけのぼる

続つづいていく道みち

届とどかない声こえは途切とぎれそう この風かぜに
飛とばされてもいい
鳴なり続つづける音おと 追おいかけてく
消きえない 僕ぼくの歌うた

走はしってたい 止とまらない
闇やみを裂さき あふれだす
世界せかいはこんなに熱あついんだ

届とどかない指ゆびがちぎれそうだこの手てに
掴つかめなくてもいい
伸のばした指先ゆびさき 触ふれたものを
追おいかける 僕ぼくの全すべて