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どれくらいつだろうあれから 最後さいごかえごしたから
走馬灯そうまとうようかびがる日々ひび いろあせないでいまのこ

だれにもある自分じぶんだけにとってのなつかしい風景ふうけい
ふとたことあるような場所ばしょ一人ひとりたたずんで
とおをして もどせない 時間じかんながかんじながら
わすれそうだった まれそだった あのまちかおおも

なつになるとにぎやかなせみ ったかわなが
やまおしえる季節きせつわり おだやかなときなか
夜空よぞら見上みあげてばせば とどきそうなほしかぞ
なんでもねがかないそうな そんな瞬間しゅんかんがあったはず
たりまえまわりに いつもあった見慣みなれていたもの
今思いまおもうとその素晴すばらしさが心揺こころゆらす

だれにもある自分じぶんだけにとってのなつかしい風景ふうけい
ふとたことあるような場所ばしょ一人ひとりたたずんで
とおをして もどせない 時間じかんながかんじながら
わすれそうだった まれそだった あのまちかおおも

むかしはその故郷こきょう言葉ことば こころのどっかでずかしくおもった
でもいつかあらためてくとあたたかくみみひびくものさ
らした町出会まちであった人達ひとたちはぐくまれたものがある
どれもけることなくすべての歯車はぐるまっていまがある
あのつちにおかわいたアスファルトとはちが心落こころお
ひととすれちがえば笑顔えがお挨拶あいさつ そんなときなかもどりたくなる

だれにもある自分じぶんだけにとってのなつかしい風景ふうけい
ふとたことあるような場所ばしょ一人ひとりたたずんで
とおをして もどせない 時間じかんながかんじながら
わすれそうだった まれそだった あのまちかおおも

あのころとはまったちが自分じぶんまっていても
あのころとは姿すがたちがまちになったとしても
わらないそこにROOTSルーツがあって まっすぐなこころのままで
少年少女しょうねんしょうじょだった時代じだいいまうつ

だれにもある自分じぶんだけにとってのなつかしい風景ふうけい
ふとたことあるような場所ばしょ一人ひとりたたずんで
とおをして もどせない 時間じかんながかんじながら
わすれそうだった まれそだった あのまちかおおも

だれにもある自分じぶんだけにとってのなつかしい風景ふうけい
ふとたことあるような場所ばしょ一人ひとりたたずんで
とおをして もどせない 時間じかんながかんじながら
わすれそうだった まれそだった あのまちかおおも