文字サイズ
よみがな
びるほどさけんでいた びるほどのした
びるほどのおしゃべりと 友達ともだちなか
でもがついたら びるほどのあいをくれた
まばゆいのあいつが 突然とつぜんいなくなっていた

スプリンクラーのきりあめ
りてくる にしみいるみどりしば
スプリンクラーのにじあめ
りてくる おまえひかりさえぎったのは おれだったのか

タイヤのきしむおとだけが 夕暮ゆうぐれを
かぜにころがるサンダルも そのままにして
わずかな荷物にもつだけを くるまなかにつめこんで
なににもげずげるように彼女かのじょ いえ

スプリンクラーのきりあめ
りてくる にしみいるみどりしば
スプリンクラーのにじあめ
りてくる 心奪こころうばわれかれても日々ひびぎてくのさ

テーブルにはマグカップ 廊下ろうかにはけたシャツ
かべにはきどったみんなの 笑顔えがおのポートレート
おとしたテレビがうつり レコードがながれてる
すべてそろってる いつものように
いないのは 俺達おれたちだけ

スプリンクラーのきりあめ
りてくる にしみいるみどりしば
スプリンクラーのにじあめ
りてくる おまえひかりさえぎったのは おれだったのか