桜並木さくらなみきの交差点こうさてんで
君きみのため息いき 隠かくすように
行ゆき交かう人ひとの笑わらい声ごえに
負まけないくらい はしゃいだ

理解わかりあえたよどんな時ときも
だけどどうして?
「君きみが誰だれかを信しんじ始はじめた…」
壊こわれそうな このココロ

もし奇跡きせきが起おきるなら どうか時間じかんを巻まき戻もどして
すべてが花はなのように 咲さき誇ほこっていた あの日ひへ帰かえろう
永遠えいえんにも似にた日々ひびが 音おともなく遠とおざかってくよ
こんなにつらいのなら 二度にどと 誰だれも愛あいせなくてもいい

色いろんな人ひとが色いろんな事こと
僕ぼくに言いうけど 響ひびかないよ
こんな夜よるには聞ききたくなる
誰だれよりも君きみの声こえが

作つくりかけては捨すてたメッセージ
いまさらなんて
そんな自分じぶんを笑わらい飛とばして
壊こわしたい このココロ 全部ぜんぶ

もし奇跡きせきが起おきるなら 消きえた時間じかんを取とり戻もどして
すべてが風かぜのように 澄すみ渡わたっていた 場所ばしょへと帰かえろう
強つよがるばかりの日々ひびに 疲つかれ果はてたプライドは捨すてて
どんなにつらくっても 僕ぼくは さよならが生うまれた場所ばしょへ
そこからまた歩あるき出だそう