確たしか僕ぼくにも強つよく求もとめていた夢ゆめなんてものあったな
いつしか忘わすれてそれで良よかったけど
人ひとは常つねに夢見ゆめみてしまうものなんだろう きっと
「もうやめよう」って何度考なんどかんがえただろう?行いき止どまった道みちの途中とちゅう
ため息いきつくのに飽あきては また顔かおを上あげて

行いき先さきは見みえやしない まだ夜明よあけ前まえの空そら
怖こわい時ときはいつも目めを閉とじれば聴きこえる 響ひびかせるよ僕ぼくの鼓動こどう
闇やみのなかでも 響ひびき渡わたれ どこまでも

疲つかれ果はててる君きみは 少すこし休やすんだ方ほうがいい
追おい抜ぬかれも問題もんだいないよ
どんな君きみだって僕ぼくが どんな時ときだっていつも 想おもってるからさ

君きみさえも見みえやしない まだ夜明よあけけ前まえの空そら
優やさしい笑顔えがおいつも目めを閉とじて確たしかめる 繋つながる未来信みらいしんじさせて
闇やみのなかでも 信しんじさせてよ

午前4時ごぜんよじも過すぎたみたいだ 陽ひが射さしそうな気配けはいはまだない
震ふるえる指ゆびで結むすびなおすよ 解ほどけそうな心こころつよくつよく

僕ぼくらの始はじまりはいつも まだ夜明よあけ前まえの空そら
先さきが見みえなくてもいい目めを閉とじれば聴きこえる 僕ぼくの鼓動響こどうひびかせて
闇やみの中なかでも 響ひびかせて 夜よるが明あけるよ