あの日ひの言葉ことばが夢ゆめになり
惑まどわす想おもいが空そらになる
交かわした約束やくそくさえ
還かえらぬ夜よるの彼方かなた

さよなら言いわず別わかれた日ひは
逢あえない距離想きょりおもった夜よるは
まぶたの中なかの空そらへ
想おもいは走はしり出だす

悲かなしくて 僕ぼくは悲かなしくて
波音返なみおとかえす海うみの向むこうに
君きみへの想おもい空そらに還かえす
翼つばさを僕ぼくにください

恋こいすれど 恋こいすれど
めぐりめぐる夢ゆめが終おわる時とき
なつかしい君きみの姿すがたを
焼やきつけた恋こいのうた

さよならの繰くり返かえし
いずれあなたともお別わかれ
せめて今刻いまきざむ恋こいのうた
あなたに届とどけたい
君きみに唄うたう恋こいのうた

さみしくて 僕ぼくはさみしくて
訳わけもなく流ながれた涙なみだ
叶かなわぬ想おもい空そらに還かえす
翼つばさを僕ぼくにください…

恋こいすれど 恋こいすれど
めぐりめぐる夢ゆめが消きえる時とき
なつかしい君きみを映うつして
こぼれ落おちた恋こいのうた

さよならの繰くり返かえし
いつかあなたともお別わかれ
せめて今君いまきみと恋こいのうた
二人ふたりで重かさね合あう
君きみと唄うたう恋こいのうた
君きみに唄うたう恋こいのうた