今日きょうもまた君きみへの思おもい咲さかせているよ
約束やくそくの場所ばしょへいつの日ひか ルリハコベ

紫色むらさきいろの花咲はなさき なびく風かぜに揺ゆられて
白しろい砂浜すなはまを歩あるく 君きみは元気げんきですか?

強つよがってばかりで 涙なみだを隠かくしながら
一番星いちばんぼしにそっと 二人誓ふたりちかったね

約束やくそくの場所ばしょへいつの日ひか ルリハコベ
ひたむきな君きみの横顔よこがおが好すきだから
遥はるか遠とおい空そら 何なにもできないけれど
今日きょうもまた君きみへの思おもい咲さかせているよ

波音耳なみおとみみを澄すませば 君きみの声こえが懐なつかしい
強つよく握にぎりしめた手てのぬくもり残のこっているよ

指切ゆびきりした浜辺はまべ 時ときが止とまったみたい
記憶きおくの中なかの笑顔えがおが 悲かなしい程優ほどやさしいね

約束やくそくの場所ばしょへいつの日ひか ルリハコベ
君きみの夢叶ゆめかなうように祈いのっているよ
何なにもなかったようにまたここで会あおう
遠とおい日ひを夢見ゆめみて 未来信みらいしんじてるから

いくつも季節きせつが過すぎて 雨あめに打うたれる日々ひびも
色いろを変かえずに ずっとずっと咲さき続つづけるね

約束やくそくの場所ばしょへいつの日ひか ルリハコベ
暗闇くらやみにおびえないで 光ひかりを探さがして
遥はるか遠とおい空そら 南風みなみかぜに誘さそわれて
今日きょうも君思きみおもい 花開はなひらく ルリハコベ