ねぇ答こたえはないよ 今日きょうの景色けしきを 忘わすれない様ようにと 僕ぼくは息いきを止とめるんだ

昔むかしの経験けいけんに足あしを取とられて 在ありもしない壁かべを自分じぶんで作つくってたんだ
大事だいじにしすぎると壊こわれていきそうで かけがえない物作ものつくるのが怖こわかった

僕ぼくたちはこの世界せかいに永ながく生いき過すぎたのかな

ねぇ答こたえはないよ 今日きょうの景色けしきを 忘わすれない様ようにと 僕ぼくは息いきを止とめた
与あたえもしないのに求もとめすぎてたんだろう 時ときに過あやまちが僕ぼくの心こころを試ためす
見上みあげた夜空よぞら 叶かなえたい未来みらいを 開ひらく瞳ひとみに強つよく映うつし出だす

昔むかしの自分じぶんに 偶然逢ぐうぜんあって あの頃ころを思おもい出だしてたんだ
明日あすを浮うかべながら 寝静ねしずまった町まちの
ベランダから見みる景色けしきは同おなじなのに

生いきるほどに見みえなくなる 素直すなおな本当ほんとうの気持きもちが
綺麗きれいな物ものばっか並ならべても悲かなしくなるだけだった

ねぇ足たりない物ものを 嘆なげくだけの僕ぼくらは 創つくろうとはせず 膝ひざを抱かかえてるだけで
この先さきになりたい 自分じぶんを描えがいたら
今いまするべきことが見みえるから

太陽たいようの呼よぶ声こえに 目めが覚さめた 昨日きのうの
赤あかい海うみを飲のみ干ほして青あおに変かえて行ゆく
キラキラ光ひかる時間じかんの針はりの上うえ
風かぜに逆さからう雲くもを 明日あすの自分じぶんに
重かさねて行いく

遮さえぎるものが 多おおすぎるんだよ
ここに立たってるだけじゃきっと

ねぇ答こたえはないよ 今日きょうの景色けしきを 忘わすれない様ようにと僕ぼくは息いきを止とめた
与あたえもしないのに求もとめすぎてたんだろう 時ときに過あやまちが僕ぼくの心こころを試ためす

5年先ごねんさき なりたい自分じぶんを描えがいたら
今いまするべきことが見みえてくるだろ
見上みあげた夜空よぞら 叶かなえたい未来みらいを 開ひらく瞳ひとみに強つよく映うつし出だす