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「バイバイさよなら」の後あとにはいつも
「また明日会あしたあおうね」がついたのに
言いえないことがさみしかったな
「さよなら 元気げんきでね」
ちょうどこんな夏なつの日ひだった
あれから何年なんねんがたったかな
笑わらって泣ないたあの夏なつの日ひを
君きみは覚おぼえてますか?
来週らいしゅうの花火大会はなびたいかいに間まに合あわないからと
用意よういしてくれた花火はなびのセット
小ちいさな打うち上あげ花火はなび
寂さびしくなることくらい
わかってたはずなのに…
涙なみだみたいにポタリと落おちた線香花火せんこうはなび
「バイバイさよなら」の後あとにはいつも
「また明日会あしたあおうね」がついたのに
言いえないことがさみしかったな
「さよなら 元気げんきでね」
田舎いなかの小ちいさな駅えきの早はやい最終電車さいしゅうでんしゃ
手てを離はなせない私わたしたちを見みて
待まってくれた車掌しゃしょうさん
「バイバイさよなら」と手てを離はなしたら
ゆっくりと閉しまった電車でんしゃのドア
聞きこえるように夏なつの夜空よぞらに
「さよなら元気げんきでね」
君きみの線香花火せんこうはなびが
ふるえて落おちたあの時とき
「私わたしの勝かち」と顔見上かおみあげたら
君きみは泣ないていたんだ
「ずっと友達ともだち。手紙てがみも書かくね」
下向したむいたまま君きみは言いった
「新あたらしい町まちに慣なれてもずっと忘わすれないでいて」
「バイバイさよなら」が寂さびしかったこと
ホームで手てを離はなせなかったこと
打うち上あげ花火はなび、君きみの涙なみだも
ずっと忘わすれないよ さよなら ありがとう
ちょうどこんな夏なつの日ひだった
あれから何年なんねんがたったかな
笑わらって泣ないたあの夏なつの日ひを
君きみは覚おぼえてますか
「また明日会あしたあおうね」がついたのに
言いえないことがさみしかったな
「さよなら 元気げんきでね」
ちょうどこんな夏なつの日ひだった
あれから何年なんねんがたったかな
笑わらって泣ないたあの夏なつの日ひを
君きみは覚おぼえてますか?
来週らいしゅうの花火大会はなびたいかいに間まに合あわないからと
用意よういしてくれた花火はなびのセット
小ちいさな打うち上あげ花火はなび
寂さびしくなることくらい
わかってたはずなのに…
涙なみだみたいにポタリと落おちた線香花火せんこうはなび
「バイバイさよなら」の後あとにはいつも
「また明日会あしたあおうね」がついたのに
言いえないことがさみしかったな
「さよなら 元気げんきでね」
田舎いなかの小ちいさな駅えきの早はやい最終電車さいしゅうでんしゃ
手てを離はなせない私わたしたちを見みて
待まってくれた車掌しゃしょうさん
「バイバイさよなら」と手てを離はなしたら
ゆっくりと閉しまった電車でんしゃのドア
聞きこえるように夏なつの夜空よぞらに
「さよなら元気げんきでね」
君きみの線香花火せんこうはなびが
ふるえて落おちたあの時とき
「私わたしの勝かち」と顔見上かおみあげたら
君きみは泣ないていたんだ
「ずっと友達ともだち。手紙てがみも書かくね」
下向したむいたまま君きみは言いった
「新あたらしい町まちに慣なれてもずっと忘わすれないでいて」
「バイバイさよなら」が寂さびしかったこと
ホームで手てを離はなせなかったこと
打うち上あげ花火はなび、君きみの涙なみだも
ずっと忘わすれないよ さよなら ありがとう
ちょうどこんな夏なつの日ひだった
あれから何年なんねんがたったかな
笑わらって泣ないたあの夏なつの日ひを
君きみは覚おぼえてますか