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肩慣かたならしとわらったこのこえ秘密ひみつめいたゆめ 黄昏たそがれながれしともこえしずかに
風向かざむきを味方みかたにつけただろうあおきこのふねは たおやかに身体からだ今包いまつつしずかにはし

あでやかにった一筋ひとすじなみだ ないようにしてそのかくしてしまって
わたしたちがここに意味いみがここに
さがしたものも くしたものも えてたはずの自分じぶんも…

このまま悠久ゆうきゅうつづ時間じかんにただまか
かぎりのないわたしさきをね さがそうか
もうわずかな不安ふあんにさえちいさなしあわせをねがえるでしょう
世界せかい今日きょうたしかに「いま」ととも
ささやかないのりが夕暮ゆうぐれにしてうつしていくように
あのわたしいま ろうか

ある出会であいにみちびかれしゆめなかおよぐとき憂鬱ゆううつうみ、そのさきえたかすかにひかあめ

未来みらいらばった数々かずかず出会であいや けること出来できないわかれがこわくもある
だいそれたことなんてなにえないけど
まれた意味いみあゆんだみちや ここにるのが自分じぶん

ここからはじまるすべての未来図みらいずえないけど
そのさき棚引たなびかぜ背中せなかして
さぁいまこのかぜられ 躊躇ためらいのなみだわかれを
てしのない「わたし見付みつけるたびようか
やわらかなねがいが木漏こもんであふしていくように
あのわたしいま 微笑ほほえかえ