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よみがな
最後さいごのたばこに
一人火ひとりひをつけ
薄暗うすぐら部屋へやなか
かべにもたれて
きみからただよった
香水こうすいにお
おもかえすとそこに
きみあらわれる

不思議ふしぎなまなざし
ぼくまれていった
あの頃思ころおもすたび
まぶしいあめ

ありふれた今日きょうえるかぎ
いまでもむねなかかべ
かかったまま 一人ひとりきりじゃはずせない

ありふれた今日きょうえるかぎ
いまでもむねなかかべ
かかったまま はずしてしいよ

きみからただよった 香水こうすいにお
おなにおいのおんな きみはいなくて
あの頃思ころおもすたび
まぶしいあめ
まぼろし?もどらない日々ひび
きみよる