終おわりはいつだって
突然とつぜんやって来きて
この胸揺むねゆさぶって
悲かなしみを落おとす

始はじまりの予感よかんも
見みえないまま
俺おれたちは立たち尽つくす
痛いたみなど誰だれにも見みせず

切せつなく切きり刻きざむ
現実げんじつは過去かこの中なか
未来みらいは手探てさぐりで
引ひき寄よせるこの手ての中なか

心こころはいつだって
傷きずを抱かかえ込こんで
悲鳴ひめいをあげながら
それでも前まえへ行ゆく

何度なんどでもつまずき
弾はじかれても
この声こえは叫さけび出だす
へばりつく命いのちの限かぎり

切せつなく切きり刻きざむ
現実げんじつは過去かこの中なか
未来みらいは手探てさぐりで
引ひき寄よせるこの手ての中なか