文字サイズ
よみがな
真昼まひる雑踏ざっとうなか べないカラスがいる
だれにも気付きづかれないよういきころかく
よるるまでとう きずいやせるだろう
恋人こいびとっててくれないか ふたたてるまで

俺達おれたちまれた時代じだい不自由ふじゆうものなどなに
ただひとむねはなきずつけられないよう
まもこと出来できるのは自分じぶんだけ

いやいやだと何度なんども くりかえおおかみ
なけなしのやさしさもわすれをはなたび
みちまよことなんて こわくないとおもった
だれにも束縛そくばくされないで きてけるはずだった

俺達おれたちまれた時代じだい不自由ふじゆうものなどなに
ただひと自分じぶんよわさが すごく邪魔じゃまでしょうがない
えること出来できるのは自分じぶんだけ

疑問ぎもんかぜ否定ひていすることあきら
あいかんじること出来できない 奴等やつらなかきてる

ろくでなしのチンピラと われてもかまわない
おれはもっとやれることが あるはずだとしんじてる

俺達おれたちまるときちのめされてなみだもでない
ふるえるくらい むねいたむ そんなおれゆるしたい
ゆること出来できるのは自分じぶんだけ

俺達おれたちまれた時代じだい不自由ふじゆうものなどなに
ただひとむねはな見失みうしなわないでいて