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地平線ちへいせんほしえたら
ただよあさ気配けはい

あさねむり ぼんやりてる
しずかな部屋へや朝陽あさひ

「どこまでできるのだろう…」
だれにもえない言葉ことばかかえて

いつかはなのように わらえるまで
よろこびとわかれをかえしながら
いつかむねおくきざんだちか
ときながれていく 約束やくそくせて

えがきたくてひろげたかみ
いましろなまま

あせるほどに とおのく景色けしき
まぼろしになってしまうまえ

「どこまでゆけるのだろう…」
ちいさな言葉ことば
朝陽あさひらしていた

なつくものように わきがるゆめ
いつかわたしらしく そらげて

「どこまでもってみよう」
ちいさなこたえを さがして そのさき

いつかはなほこるようにわら
よろこびとわかれをちからえて
いつかはなのように わらえるまで
いつかわたしらしく そらげて