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「あなたの夢ゆめを叶かなえて」と言いい残のこした君きみ
あの日ひから 季節きせつは止とまったまま
君きみが置おき忘わすれた鏡かがみの向むこう 憂鬱ゆううつそうな顔かおに
今いまさら僕ぼくは 慌あわてて言いい訳わけするんだ
やっと雨あめが通とおり過すぎた 朝あさを急いそぐ駅えきで
何なにかを忘わすれたような気きがして
振ふり返かえってみたけど
「こんなはずじゃなかった」と 気きづけないほど時間ときは過すぎた
僕ぼくの夢ゆめのかけら 君きみに預あずけたまま
隣となりでドアに潰つぶされそうな
男おとこがこぼした ため息いきは 窓まどをそっと滲にじませた
誰だれもがそれぞれの過去かこを 描えがいてた未来みらいを
綺麗きれいな物語ものがたりに替かえてく
つじつま合あわせるように
寂さびしさも悲かなしみも 不器用ぶきようなほど隠かくさなかった
君きみの優やさしさに 今いまやっと気きづいた
自分じぶんらしいとか自分じぶんらしくないとか
そんなに大事だいじなことだったのだろうか
一人ひとりを守まもれないのに
「こんなはずじゃなかった」と 気きづけないほど時間ときは過すぎた
変かわってしまった僕ぼくと 変かわれない僕ぼくがいる
人波ひとなみに急せかされて 夕暮ゆうぐれまでの旅たびに出でる
僕ぼくの夢ゆめのかけら 君きみはもう捨すてたよね
あの日ひから 季節きせつは止とまったまま
君きみが置おき忘わすれた鏡かがみの向むこう 憂鬱ゆううつそうな顔かおに
今いまさら僕ぼくは 慌あわてて言いい訳わけするんだ
やっと雨あめが通とおり過すぎた 朝あさを急いそぐ駅えきで
何なにかを忘わすれたような気きがして
振ふり返かえってみたけど
「こんなはずじゃなかった」と 気きづけないほど時間ときは過すぎた
僕ぼくの夢ゆめのかけら 君きみに預あずけたまま
隣となりでドアに潰つぶされそうな
男おとこがこぼした ため息いきは 窓まどをそっと滲にじませた
誰だれもがそれぞれの過去かこを 描えがいてた未来みらいを
綺麗きれいな物語ものがたりに替かえてく
つじつま合あわせるように
寂さびしさも悲かなしみも 不器用ぶきようなほど隠かくさなかった
君きみの優やさしさに 今いまやっと気きづいた
自分じぶんらしいとか自分じぶんらしくないとか
そんなに大事だいじなことだったのだろうか
一人ひとりを守まもれないのに
「こんなはずじゃなかった」と 気きづけないほど時間ときは過すぎた
変かわってしまった僕ぼくと 変かわれない僕ぼくがいる
人波ひとなみに急せかされて 夕暮ゆうぐれまでの旅たびに出でる
僕ぼくの夢ゆめのかけら 君きみはもう捨すてたよね