想おもいあったはずなのに
厭あきれるほど遠とおすぎて
変かわらない二人ふたりの距離きょり
舞まい散ちる冷つめたい花はな
会あいたいのに会あえなくて
会あえないから夢ゆめをみた
時ときが経たてば 心こころまで
僕等ぼくらは解わかり合あえた?

花はなは枯かれた 季節きせつは変かわっていくのに
何なにも変かわらない 見慣みなれた校舎こうしゃと
当あたりまえの日常にちじょう
幼おさなすぎた 二人ふたりが見みつけた答こたえは
何なにも変かわらない 戻もどることもない
ただ流ながれていくだけ

忘わすれたかった 歩あゆんだ日々ひびを 二人ふたりの思おもい出でを

想おもいあったはずなのに
厭あきれるほど遠とおすぎて
変かわらない二人ふたりの距離きょり
舞まい散ちる冷つめたい花はな
会あいたいのに会あえなくて
会あえないから夢ゆめをみた
時ときが経たてば 心こころまで
僕等ぼくらは解わかり合あえた?

想おもいあったはずなのに
分わかりあえたはずなのに
君きみが見みせた涙なみだの意味いみが
僕ぼくには解わからなかった

あれからもう何年なんねんかな?
たまには思おもいだすかな?
色いろが褪あせた写真しゃしんの中なかは
あの日ひのままの二人ふたり
待まち合あわせた時計台とけいだい
二人ふたりだけの秘密ひみつの場所ばしょ
僕ぼくは今いまも あの日ひから
見みえない君きみをみてる

舞まい散ちる冷つめたい花はな