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ママの背中せなかいかけてた あか風船ふうせんこのはなれた
いつまでもそこでいていた かなしみやいたみもまだらないまま

時流ときながれて世界せかいっても まだそこでいてた

かなしみのたびこぼれたもの いたみのたびにこらえたもの
全部集ぜんぶあつまって一粒弾ひとつぶはじけた さがしてたなにかはわからずにいた

しいものからげるようになった のぞめばのぞむほどすすめなくなった
無理むりだとおもえばわずにいた きずつくことがいつもこわかった

もとうしな自分じぶんるほど まだそこでいてた

間違まちがいのたびくしたもの 挫折ざせつのたびにみとめたもの
全部集ぜんぶあつまって一粒弾ひとつぶはじけた さがしてたなにかがりたかった
かなしみのたびこぼれたもの いたみのたびにこらえたもの
あなたに出会であって一粒弾ひとつぶはじけた さがしてたなにかにづこうとしてた

こんな気持きもはじめてだった ”あなたなしではきてゆけない”と
涙一粒袖なみだひとつぶそではじけた まつごしにあなたの笑顔えがおえた

あか風船持ふうせんもってあのいまここでわらった

夢追ゆめおいかけて途切とぎれたもの 愛途絶あいとだえてつめたもの
全部集ぜんぶあつまって一粒弾ひとつぶはじけた さがしてたなにかに今気いまきづいた
かなしみのたびこぼれたもの いたみのたびにこらえたもの
なつかしい未来みらい出会であってはじけた さがしてたなみだ今出会いまであった