- 文字サイズ
- よみがな
自分じぶんの皮膚ひふに傷きずつけてみたよ まだどれくらい痛いたみが残のこってるか知しりたかった
その痛いたみに心重こころかさねた なんだか懐なつかしくて涙なみだが出でた
きれいなものが嫌きらいだよ だってそれはいつか醜みにくく汚よごれるから
美うつくしい日々ひびが思おもい出だせないよ だってここにないものは思おもい出だしたくない
伝つたえたいことは言葉ことばにならなくて 伝つたえたくないことばかり現実げんじつになってった
自分じぶんのことさえも愛あいせないのに あなたのことだけ愛あいそうとしては
作つくってしまった自分じぶんを怨うらんだ そんなことさえあなたのせいにして
あなたのことを憎にくんでみたよ まだどれくらい愛あいが残のこってるか知しりたかった
そんな苦くるしみに夢ゆめを重かさねた 夢ゆめの孤独こどくと重おもさを初はじめて知しった
憧あこがれたものは遠とおすぎて見みえなくて 逃にげたりしたものだけがつみ重かさなってある
今いまもまだ自分じぶんを愛あいせないのに 今いまもあなたを思おもい出だしてます
あなたがいないこと気きづいて泣ないたよ あなたを忘わすれようとしている弱よわさに泣ないたよ
心こころの輪郭りんかくに触ふれてみたよ まだどれくらい涙なみだが残のこってるか知しりたかった
涙なみだにあなたの笑顔重えがおかさねた 愛あいした喜よろこびを思おもい出だして自分じぶんを知しった
最後さいごの涙なみだはこの愛あいのために 映うつしたその笑顔えがおは未来みらいの私わたしのために
ありがとうと出会であったあの日ひの2人ふたりに 思おもえた心こころを愛いとしく思おもった
そんな自分じぶんのことあなたに伝つたえたくて この愛あいを知しるための痛いたみに伝つたえたくて
新あたらしい歌うたが生うまれたよ 大切たいせつにそっと思おもい出でしまったよ
そんな風ふうにして歌うたい続つづけるよ
あなたといた私わたしと 止とまれないこの今いまのために