怖こわがらないで。
手当てあたり次第しだいに灯あかり点つけなくても
いつか 一人ひとりぼっちの夜よるは明あけていくよ
転ころんだ日ひは はるか遠とおくに感かんじていた景色けしきも
起おき上あがってよく見みると なんか辿たどり着つけそうじゃん

君きみの大好だいすきだった歌うた 街まちに流ながれる
それは偶然ぐうぜんが僕ぼくにくれた さりげない贈おくり物もの

Ahアー 旅立たびだちの唄うた
さぁ どこへ行いこう? また どこかで出会であえるね Ahアー
とりあえず「さようなら」
自分じぶんが誰だれか分わからなくなるとき君きみに語かたりかけるよ
でも もし聞きこえていたって返事へんじはいらないから…

大切たいせつなものを失なくして また手てに入いれて
そんな繰くり返かえしのようで その度新たびあたらしくて
「もうこれ以上いじょう 涙流なみだながしたり笑わらいあったりできない」と言いってたって
やっぱり人恋ひとこいしくて

今いまが大好だいすきだって躊躇ちゅうちょなどしないで言いえる
そんな風ふうに日々ひびを刻きざんでいこう
どんな場所ばしょにいても

Ahアー はじまりを祝いわい歌うたう最後さいごの唄うた
僕ぼくは今手いまてを振ふるよ Ahアー
悲かなしみにさようなら
疲つかれ果はてて足あしが止とまるとき 少すこしだけ振ふり返かえってよ
手ての届とどかない場所ばしょで背中せなかを押おしてるから

Ahアー 旅立たびだちの唄うた
さぁ どこへ行いこう? また どこかで出会であえるね Ahアー
とりあえず「さようなら」
自分じぶんが誰だれか忘わすれそうなとき
ぼんやり想おもい出だしてよ
ほら 僕ぼくの体中からだじゅう 笑顔えがおの君きみがいるから
背中せなかを押おしてるから
でも返事へんじはいらないから