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わらない ふゆそらからゆき
わったはずの ふゆこいかさなる
わらないまちしろ粉雪舞こなゆきま
わったのは きみがいなくなったことだけなのに

おもきみささや
おもゆきかがやきに
おもきみぬくもり
おも冬物語ふゆものがたり

さむよる ほしえる
なのにきみぬくもり とおえる
こんなだから きみがいたなら
わったはずのこい今更いまさら
おもすはず もどりたくなる
そのたび心痛こころいたくなる
ゆきかさなって からまって
かたらっていたおもが まだあって
昨日きのうのようで とお記憶きおく
のぞよる いきしろ
ひとらず 粉雪こなゆき
出来できない きみとのおも 粗末そまつ
おもす あのきみささや
ここにある なおきみかがや
この頃辺ころあたきみことばかり
おもす あのころ 冬物語ふゆものがたり

おもきみささや
おもゆきかがやきに
おもきみぬくもり
おも

見上みあげたそらは またおもしろ
見慣みなれたまち 冬支度ふゆじたくいそ
しずかにとも街灯まちあか
おもさびしさ あののままに
いつかはわすれていくの?
その記憶きおくはかすれていくの?
いや いませない くせない
きみのぬくもリ いまわすれない
あのとき 素直すなおえばかった
気持きもつたえきれずに わった
まだてられない このマフラー
むねおものこわず
舞降まふゆき はかなつづ
こころのためいき せつなく うず
けてしまえば このゆきのように
いつかは いたみがくなるのに

ゆきかざられた きみとのこい
ひらうえすこ
そこにいるはずきみ姿すがた
さがすぼくいま 過去かこげる
ゆきなかきみかさねる

わらない ふゆそらからゆき
わったはずの ふゆこいかさなる
わらないまちしろ粉雪舞こなゆきま
わったのは きみがいなくなったことだけなのに

おもきみささや
おもゆきかがやきに
おもきみぬくもり
おも冬物語ふゆものがたり

粉雪こなゆき
ゆき
とおそら おもえていく

粉雪こなゆき
ゆき華咲はなさ
きみをおいて 季節きせつはまためぐ