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おおくのあやまちをぼくもしたように
あいするこのくにもどれない もうもどれない
あのひとがそのたびにゆるしてきたように
ぼくはこのくに明日あしたをまたおも

ひろいそらぼくらはいまどこにいる
たよるものなにもない
あのころかえりたい

むかしおやじの背中見せなかみ
むかつき一人実家飛ひとりじっかと
無理むりして背伸せの純粋じゅんすい
くすんでいくのにくるしんで
大人おとなになるなおとこになれ
こころおくこえうた
貧乏暇びんぼうひまなし上等じょうとうだぜ
子供こどもにその背中せなかおしえたれ

ひろいそらぼくらはいまどこにいる
まれ子供こどもらのために
なにかたろう

きみあいするひとをまもたま
おおきくひろげて
子供こどもたちをいだたま
ひとりまたひとり ともあつまるだろう
ひとりまたひとり ひとりまたひとり

真白まっしろげて
旅立たびだふね
ちからつづかぎ
ふたりでもいでゆく
そのちからあたたま
勇気ゆうきあたたま

やっちゃならないあやまちをみとめながらに
ときながれそのなかでページめくるあらたに
大切たいせつなのはなにができるか? ってはじめる
それがひとんで皆同みんなおな気持きもいてく
無関心むかんしんはもういい 行為こういすら放棄ほうき
しているならば 子供達こどもたち笑顔えがおまではとお
未知みちならばいちからぼく力出ちからだして
はじめようみずか子供こどもらの未来みらい

あいするひとをまもたま