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よみがな
僕達ぼくたちこころおな
傷跡きずあとのこしながら
けたままかえらずに
そっとつよあるしました

わらないひとつのものを
つけたとしんじていた
ふたりはそれがわっていくのを
かんじて一歩離いっぽはなれた
やがてさらに一歩離いっぽはなれた
きずつかないよう

ありがとうっていたかった
ありがとうってえなかった
だってそれじゃまるで永遠えいえん
サヨナラみたいでかなしすぎるから
いつかまたぼくぼくまれわって
きみさがたびるんだろう

あるふとした瞬間しゅんかん
自分じぶんえらんだはずの
あたらしくて見慣みなれぬ景色けしき
すこ戸惑とまどっていたら
まるできみのようなやさしい
かぜけました

あいしてるといたかった
あいしてるとえなかった
だけどそれはぼく最大さいだい
うそであり真実しんじつだったようがする
いつかまたぼくぼくまれわって
きみさがたびるんだろう

ありがとうっていたかった
ありがとうってえなかった
だってそれじゃまるで永遠えいえん
サヨナラみたいでかなしすぎる

あいしてるといたかった
あいしてるとえなかった
だけどそれはぼく最大さいだい
うそであり真実しんじつだったようがする
もしもべつだれかにまれわっても
きみさがたびるから