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都会とかいではよるかりがともっていたんだ
夜明よあけがくれば本当ほんとう姿すがたえてくるけれど
つね競争きょうそうでもしてるかのような社会しゃかい
だれがその歯車はぐるまをまわしたんだ? よく歯車はぐるま
りないものばかりめようとするけど
わすれてるものがたくさんあるだろう もっと
づいてますか?いろのないもの
にもとめないたりまえ
ぬくもりはいつだってそうひとてのひらだけじゃない
微笑ほほえみとおなじくらいのスピードでぼくらはささえられてる

情報じょうほうものえていないくにまれ
どこにいても安心あんしんしてらせる毎日まいにちがある
もしも明日僕あしたぼくえてしまったとき
だれぼくのすべて意識いしきしてくれるだろう
コンビナートのひかりにじむそらはいつもここにあって
ははのようなあたたかさではなかすつちもある
見渡みわたせば充分じゅうぶんすぎる現実げんじつ しあわせだとかんじたい

づいてますか? いろのないもの
皮肉ひにくなほど無色むしょくなものに
くしたときだけこまってあとはなにかんがえない
さりげなくもうれいながらゆめってきているんだ
そんなときにかげながらもまもってくれる存在そんざい
いつもいつもそばにいてくれているんだ
おもしてほしいんだ