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いつもとおなかえみち
なにかいいことあったわけじゃないのに
いつもよリわたった気持きも
らしくないけどむね

ばしたかん その瞬間しゅんかん ポカンと口開くちあけたおおきなそら
何気なにげなく見上みあげたいつものそら くちずさむ鼻歌はなうた そ~ぅら
みょう気持きもちよくって やたらそらあおくて
きてるんだっ!」って素直すなおかんじたいつものかえみち

たった一度いちどきりの
この瞬間しゅんかんぼくらはきている
いつかいまおもしたとき
わらうことができたならうれしいな

いつもとおなかえみち
なにいやなことあったわけじゃないけど
いつもよリくらしずんだ気持きも
なぜか一人ひとりになりたくなる

まるでタチのわるいスゴロク もうろくでもない
こころなかさけぶ「6ろく!6ろく!6ろく!」 だけどちゃうね1いち.1いち.1いち.
どんどんとになる自分じぶん位置いち
いちいち落胆らくたん かかむバクダン 極端きょくたん自己嫌悪じこけんお
「ねえ、どうして?」 自問自答繰じもんじとうくかえすそのかえみち

なにしてもうまくいかず
したくなるそんなえてきた
でもねじつはゴールなんてなくて
きっとやすむことだってできるんだ

せっかちにまわ地球ちきゅう
色鮮いろあざやかな季節きせつ早歩はやある
そのなかきみはいるんだよ
だれかにわせる必要ひつようなんてない

見慣みなれたまち 家路いえじくようで
見方みかたえれば ほら一歩いっぽまた一歩進いっぽすすんでる

太陽たいようがさんさんりつけりゃ 満月まんげつでさえしずんで
西にしそらちたころけていてもつきかがやいて
わかるなら上手うまくもあるけるけど わからなくてもなんとかあるける
がってくねって未来みらいへつなぐ いつもとおなかえみち

よわくもつよくもあるぼく
些細ささいなことに一喜一憂いっきいちゆうしながら
なに本当ほんとう大切たいせつなのか
気付きづかないうちに気付きづこうとしてる

たった一度いちどきりの
この瞬間しゅんかんぼくらはきている
いつかいまおもしたとき
わらうことができたならうれしいな