文字サイズ
よみがな
そのままのきみでいいのに…
ひとみはもっとかがやくはず
おもすぎるコートをいたら
シートにまかせて いつものように

あげたかみゆびでほどき ためいきついて
けたまどんだかぜに まぶたをじたね

ながれてゆくよ 朱色あか黄昏たそがれ 途切とぎれるたび
ミラーうつ横顔よこがおが とても綺麗きれいだった

そのままのきみでいいから…
とおびてく飛行機雲ひこうきぐも
どこまでも一緒いっしょ見上みあげて
いまはもうひとりじゃない 肩引かたひせた

うわべだけの 笑顔えがお とききずつけるから
きっといつもひとりぼっちがきなフリした

なにかあっても ぜんぶ自分じぶんのせいにして
背負しょんでしまう性格せいかく相変あいかわらずだけど

わがままなきみでいいから…
ひとみはきっとかがやくはず
窮屈きゅうくつなヒールをいだら
すこしだけあののように…

そのままのきみがいいから…
しず夕日ゆうひつめたまま
もし今日きょうなみだじても
明日あしたにはきみきみれますように