この日ひがくるとわかっていたけれど
涙なみだがあふれ いつまでも止とまらない
夏なつの光ひかりに満みたされた白しろい部屋へや
夢見ゆめみていたの あなたとの永久とわの愛あい

短みじかい季節きせつが過すぎ 夢ゆめは壊こわれ消きえた
冷つめたい風かぜが胸むねの中なか 吹ふき抜ぬける

歌うたってあげる 二人ふたりで聴きいた
あなたの好すきな あの歌うたを
思おもい出だして そしてもう一度いちど
強つよく抱だきしめて

別わかれの言葉ことば やさしく響ひびいて
あなたの影かげが 人ひとごみに消きえてゆく

曇くもり空ぞらを見みつめて ひとり立たちつくす
やがて降ふり出だした雨あめに 濡ぬれながら

忘わすれないで まぶしい朝あさに
微笑ほほえみあった あの日々ひびを
ふりかえって そしてもう一度いちど
強つよく抱だきしめて

曇くもり空ぞらを見みつめて ひとり立たちつくす
やがて降ふり出だした雨あめに 濡ぬれながら

忘わすれないで まぶしい朝あさに
微笑ほほえみあった あの日々ひびを
ふりかえって そしてもう一度いちど
抱だきしめて

いつかきっと また逢あえる日ひが
必かならず来くるわ そのときに
許ゆるしあって そしてもう一度いちど
強つよく抱だきしめて