春はるの木漏こもれ日びは 意識いしきさえ溶とかして
まぶたの裏うらでは 憂うれいを帯おびて笑わらう
君きみの面影おもかげ 声こえやその全すべてが
今いまでも すぐ側そばで息付いきづいているかのよう

花咲はなさく湖みずうみの向むこうでは 鼓笛隊こてきたいの葬列そうれつ 天てんまで続つづく
行いかないで 夢ゆめでも会あえるなら
たった一言ひとこと さよならは言いわないで

トコトコと足音あしおとが遠とおざかる
私わたしの影かげだけが地面じめんに伸のびている

花咲はなさく湖みずうみの向むこうでは 鼓笛隊こてきたいの葬列そうれつ 天てんまで続つづく
行いかないで 夢ゆめでも会あえるなら
たった一言ひとこと さよならは言いわないで