淡あわい紅べにを かるくのせて
想おもい出迫でおえば 娘むすめにかえる

恋こいを知しれば 夜よるが長ながく
待まち人びとの名なを つぶやいた頃ころ

一人ひとりのために女おんなは
時ときを旅たびして綺麗きれいになる

あなたの腕うでのつよさは
消きえない ぬくもり

今いまもたどれるものなら もう一度いちど もう一度いちど
全すべてを無なくす愛あいなら あなたしかない

愛あいするくらい 愛あいされたいと
願ねがう心こころが 重荷おもにでしたね

恋こいの色いろは 夕暮ゆうぐれの空そら
うす紅くれないに はかなく落おちた

伝つたわりますか 今夜こんやは
悪わるい女おんなに なっています

あなたの守まもる幸しあわせ
消きえてくださいな

なりふりかまわぬ恋こいを もう一度いちど もう一度いちど
全すべてを無なくす愛あいなら あなたしかない

さびしい夜よるは 娘心むすめごころが
悪戯いたずらします

今いまもたどれるものなら もう一度いちど もう一度いちど
全すべてを無なくす愛あいなら あなたしかない

さびしい夜よるは 娘心むすめごころが
悪戯いたずらします