あれは昭和59年しょうわごじゅうきゅうねん 私わたしが生うまれた故郷こきょうは
三月さんがつの春はるを運はこぼうとしていたときだった
父ちちはいませんが 何故なぜだか笑わらって暮くらせていた

これはありふれたものじゃない 母賛歌ははさんかだ
涙なみだ 私わたしに見みせずに朝あさも昼ひるも夜よるも働はたらき眠ねむりに落おちる横顔よこがおを
見逃みのがすことなく見みていた

太陽たいようよりずっと大おおきく あたたかい あなたの愛あいは
こんな弱よわい弱よわい私わたしに「世界一強せかいいちつよい子こ」だと
誇ほこってくれました

母ははよ 母ははよ 感謝かんしゃしてます
寛大かんだいなる私わたしの母ははよ
響ひびけ賛歌さんか 大地だいちの如ごとく
励はげましてくれてありがとう

故郷こきょうから夢追ゆめおって 街まちから街まちへ渡わたり続つづけ
二人三脚ににんさんきゃくで生いきてきました
私わたしにはただ一人ひとりあなたを喜よろこばせる使命しめいが
いつもあるのです

例たとえ耐たえ忍しのぶ日ひにも 共ともに夢ゆめを追おってくれる日々ひびも
その言葉ことばなき笑顔えがおの向むこうに 明日あすへの一踏ひとふみを
私わたしにくれました

母ははよ 母ははよ 感謝かんしゃしてます
自分自身じぶんじしんにシラケた夜よるも
響ひびけ賛歌さんか 私わたしの心こころ
すくい上あげてくれてありがとう

太陽たいようよりずっと大おおきく あたたかい あなたの愛あいは
こんな弱よわい弱よわい私わたしに「世界一強せかいいちつよい子こ」だと
誇ほこってくれました

母ははよ 母ははよ 感謝かんしゃしてます
家族かぞくよ心こころしっかり結むすんで
響ひびけ賛歌さんか 大地だいちの如ごとく
今いまあなたのために捧ささげます

励はげましてくれてありがとう

すくい上あげてくれてありがとう

私わたしを生うんでくれてありがとう、、、