消きえてゆく 太陽たいようも 肺はいも 歌うたも
生うまれてゆく 光ひかりも 愛あいも 音おとも

美うつくしい覚悟かくご 僕ぼくらは気きづかずに
星ほしに時計とけいを見みた 密ひそやかな魔法まほう

雪ゆきが降ふり世界せかいを満みたす夜よるは あのメロディー
まだ抱かかえていたまま
離はなさないで 小ちいさなダイヤモンドが
輝かがやく今日きょうは美うつくしいと思おもうんだ 今いま

あれは春はるという鮮あざやかな光ひかり
悲かなしみを溶とかし また出会であえるように
今いまは遠とおすぎる 互たがいの日々ひびも
溶とけ合あって行いくだろう
そのままの声こえで

遠回とおまわりで失うしなうこともあるだろう
戻もどれずに崩くずれる夜よるもあるだろう
そのままで その声こえを聞きくから

あれは太陽たいようが目指めざした祈いのり
悲かなしみを溶とかし また手てをたたいて

遥はるか遠とおく 遠とおい星ほしに
満みたされた世界せかいは在あって
風かぜのような 祈いのりのような
未来みらいのような 光ひかりが降ふるから

あれは春はるという鮮あざやかな光ひかり
悲かなしみを溶とかし また出会であえるように
今いまは遠とおすぎる 互たがいの日々ひびも
溶とけ合あって行いくだろう
そのままの声こえで

世界せかいが終おわってすべてが消きえて
それでも僕ぼくら繋つながっているだろう
そうやって思おもえる 今日きょうの光ひかりを
繋つないでゆく 今日きょうの日ひを