晴はれ渡わたる空そら 白しろく浮うかぶ入道雲にゅうどうぐも
突つき刺さす日差ひざし 遮さえぎるサングラス掛かけ

穏おだやかな海うみ 僅わずかに届とどく波なみの音おと
潮しおの香かおりと 共ともに風かぜが乗のせて来くる

懐なつかしい想おもい 溢あふれ出だす そして
心こころが 満みちていく

鳥とりが飛とび立たつ タイヤを軋きしませて
蜃気楼しんきろうを 切きり裂さく

光ひかるアスファルト マフラー唸うなり上あげながら
生いきてる証あかし 紅くれないのバックファイヤー!

降ふりしきる雨あめ 街まちの汚よごれ洗あらい去さる
傘かさを差さしてる 人ひとが白しろく霞かすんでく

夕闇ゆうやみせまり 明あかりがチラホラ灯ともる
色取いろとり取どりの 宝石煌ほうせききらめいていく

輝かがやいた気持きもち 甦よみがえる そして
鼓動こどうが 響ひびき出だす

叩たたく雨音あまおと ハンドルを握にぎって
水飛沫みずしぶきが 舞まい散ちる

走はしる稲妻いなずま アクセルを踏ふみ付つけながら
生いきてる証あかし 紅くれないのバックファイヤー!

回まわり道みちしても構かまわない
人ひとは 誰だれも皆みんな 悩なやみ 傷きずを持もつ
ただ“前向まえむいて生いきるしか無ない”と
微笑ほほえんで 立たち上あがる

鳥とりが飛とび立たつ タイヤを軋きしませて
蜃気楼しんきろうを 切きり裂さく

光ひかるアスファルト マフラー唸うなり上あげながら
生いきてる証あかし 紅くれないのバックファイヤー!