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たとえいまちいさくても よごれててもとどけばいい
明日あしたかぜられ この手紙てがみはこんでゆくよ

きっといつまでもこのむねのこるあの笑顔えがおまるいガラスきのはこではうつせない
ずっとあるはずの存在そんざいぼくらはまかせて自分じぶんよわさとはかなさがにしみた

だけど こころの約束やくそくつよちかったんだ これからは
縁石えんせきあるきみとなりきながらずっとわらっているから

たとえいまちいさくても よごれててもとどけばいい
明日あしたかぜられ この手紙てがみはこんでゆくよ

そっとめたぬくもりはいつしかこの記憶きおくえながらぼくたちをみちびいて
いままでぼくらの景色けしき加速かそくかえして大事だいじなものも見逃みのがしてきていた

ここで きみとの約束やくそくぼくまもりながらいつまでも
このさきもいつもきみはなさずまもりながらずっとわらっているから

たとえいまはなれてても えなくてもとどけばいい
とおそらつづいていて きみおな景色けしきなか
たとえいまてても ててもとどけばいい
とおくにはまださきでも この手紙てがみはこんでゆくよ

この未来みらい過去かこもすべて うしなってもまたはじまる
そんな時代とききみといつかあるくために今生いまいきてる
たとえいまちいさくても よごれててもとどけばいい
明日あしたかぜられ この手紙てがみはこんでくよ

いつもどおりの並木道なみきみちあしからかげ
きみくつぼくとなりいまならんでいるよ ずっとね