風かぜに揺ゆれていた この場所ばしょで君きみを待まっていた
今いまは目めを閉とじて さがす あの日ひ

ただそばにいるだけで 色付いろづいていた景色けしきたちは
ビルの影かげ 隠かくれた

はかない想おもいも 散ちりゆく中なかで
いくつもの声こえを重かさねていく
それでも 僕ぼくは 行ゆく先々さきざきで
君きみへの想おもいを 募つのらせていくよ

流ながれるように 過すぎた優やさしさと言葉ことばたち
追憶ついおくの果はてに 浮うかぶ空そらに

どれだけ綴つづってみても 今いまの僕ぼくじゃ 届とどかなくて
夢ゆめを見みては 同おなじさ
繰くり返かえすだけ でも

心こころの中なかの咲さかない花はなが
いつでも僕ぼくを 支ささえている
今いまでも 会あいたい 会あいたいけれど
変かわらぬ想おもいを胸むねに抱だいていくよ

はかない想おもいも 散ちりゆく中なかで
いくつもの声こえを重かさねていく
それでも 僕ぼくは 行ゆく先々さきざきで
君きみへの想おもいを 募つのらせていくよ

心こころの中なかの咲さかない花はなが
いつでも僕ぼくを 支ささえている
今いまでも 会あいたい 会あいたいけれど
変かわらぬ想おもいを胸むねに抱だいていくよ