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はじまりさえ見当みあたらない二人ふたりこいにはわりなど
秋空あきぞらがれた樹々きぎかた季節きせつ

いろながれてく無感情むかんじょう言葉ことば
つよがりのこうぎしえた「さよなら」

わらないゆめてた きみがくれたぬくもりにつつまれて
たとえそれがうそでもかった 傷付きずつくならうそかった

ひとしきりはしゃいだあとにやってくるあさがいつもきらいで
ぼくうつるすべてこおらせたいとねが

おとくすりける無表情むひょうじょう時間じかん
ひとつまたひととおかすんでれる

あのくれた眼差まなざしが いまぼくまぶたいて
たとえそれがうそでもかった はだかのままあいせたから

いつの永遠えいえんえるなに
たびつかるのかな

わらないゆめてた きみがくれたぬくもりにつつまれて
たとえそれがうそでもかった 傷付きずつくならうそかった

あのくれた眼差まなざしが いまぼくまぶたいて
たとえそれがうそでもかった はだかのままあいせたから