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ぼくだれかえることはなく だれめてくれるものもいなく
かげもとめてひとまれられ散々さんざんもある
やさしい日差ひざしの午後ごごには ひとりそら両手りょうてをかざした
おおきなしたでほんのわずかな木漏こもって

このぼくにはひかりはさずに ずっととおくで
あこがいだいたはなたちがかぜれる
ぼくはゆっくりばすよ 時来ときくるまで
精一杯葉せいいっぱいはひろげて 何度なんどでもがって ひかりかって

ぐに ぐに ぼくらはゆっくりびてく
それぞれに それぞれに かたちちがうけれど
おなかぜかれながら 空見上そらみあねがう いつも
ぐに ぐに ぼくらはをはりきてく
まれても まれても 光差ひかりさほう
どんなもあきらめず きらめくだまりをおも
木陰こかげぼくつよきるだろう ひかりをびるそのまで

そうつら日々ひびでもいつでも“つち”はぼく味方みかたになって
もう無理むりだよなんて弱音吐よわねはくとしたで『頑張がんばんなよ!』って
このちっぽけなぼくでもちゃんとあいされてんだ
これからはなんいなんてわないまわりとちがったって

そうさぼく一人ひとりじゃない となり木陰こかげ
おなじようにひかりかう 仲間なかま
今日きょうもゆっくりばそう 時来ときくるまで
精一杯葉せいいっぱいはひろげて 何度なんどでもがって ぼくぼくらしく

ぐに ぐに ぼくらはゆっくりびてく
それぞれに それぞれに かたちちがうけれど
おなかぜかれながら 空見上そらみあねがう いつも
ぐに ぐに ぼくらはをはりきてく
まれても まれても 光差ひかりさほう
どんなもあきらめず きらめくだまりをおも
木陰こかげぼくつよきるだろう ひかりを目指めざしそのひろげて

ぐに ぐに ふたばはゆっくりびてく
それぞれに それぞれに かたちちがうけれど
おなかぜかれながら 空見上そらみあねがう いつも
ぐに ぐに ぼくらはをはりきてく
まれても まれても 光差ひかりさほう
どんなもあきらめず きらめくだまりをおも
木陰こかげぼくつよきるだろう 明日あしたつよきるだろう
あきらめないよ ひろげ そのひかりがらすあたたかい場所ばしょ