いいわけ を探さがしていた 靴くつひもを結むすぶような
立たち止どまる 今いまが無駄むだじゃないんだと
声こえを上あげてがむしゃらに呼吸こきゅうをすることに
背せを向むけた僕ぼくの唇くちびる 溶とかす太陽たいよう

道端みちばたの踏ふまれた花はなよりも うなだれてる僕ぼくは
頭あたまが大おおきくなって
気きが付つけばいつしか つま先さきばかり見みつめてた
明日あすにいくら期待きたいしても

早はやく このバトンを 渡わたして背中せなかを
押おしてあげなければ
何なにも 始はじまらない

こたえ 迎むかえにいこう ゆっくり焦あせらないで
意味いみのない人ひとなんていないから
二度にどとないこの瞬間しゅんかん 君きみに出逢であえたから
言葉ことばで着飾きかざった心こころを解とかしたいよ

ご褒美ほうびが欲ほしくて
褒ほめて欲ほしいって
結果けっかばかり見みつめていたんだ

向むかい風かぜを強つよく吸すい込こんでさ
「一人ひとりじゃない」
暁あかつきの空そら 何なにも 怖こわくはない

誰だれかに必要ひつようとされたいって泣ないたり
居場所いばしょがないって嘆なげいたり
それはまだ何なにもないだけだから
どこにだっていける 不可能ふかのうなんてないよ

こたえ 迎むかえにいこう ゆっくり焦あせらないで
意味いみのない人ひとなんていないから
あまりに近ちかすぎて遠とおく感かんじているんだ
でも誰だれにも近道ちかみちなんてないよ