ひらけた空仰そらあおいで 夢見ゆめみる少女しょうじょの夢ゆめを見みる 光ひかりと影かげと
神様かみさまみたいキラキラ 見みた事こともない木きの実み そっともぎ取とって眺ながめてみる

アダムとイブが 愛あいし合あったようにね 禁断きんだんの果実かじつを 口くちに運はこんだなら
善ぜんと悪境目あくさかいめ 迷子まいごにならぬように 耳みみを澄すまして風追かぜおう

七色なないろの海うみ 遠とおくに 打うち寄よせる
巡めぐり巡めぐる 風かぜの匂においから
数かぞえきれない想おもいが 混まざり合あう

駆かけ出だして行ゆく 想おもいの裏側うらがわ
駆かけ引ひきなんて 必要ひつようないから
磨みがきかけて もっと

何度なんどとなく流ながれる 涙なみだとその想おもいの隙間すきま 目めを凝こらすよう
霞かすんでは消きえ去さり 忘わすれる頃ころにまたやって来くるのです そう甘あまくない

意味深いみぶかき永遠えいえんに繰くり返かえされる 情熱じょうねつと諦あきらめ 今いまも揺ゆれている
こんな想おもいは もうしたくはないけど 誰だれにも止とめられないよ

嵐あらしの航海こうかい 恐怖きょうふに震ふるえて
揺ゆれに揺ゆれる大波おおなみの中なかで 渦うずに巻まき込こまれ 路みちを見失みうしなっても
見みえ隠かくれする 七色照なないろてらして
高たかく波なみを捉とらえたなら もっと弾はずみ つけて 超こえて