愛あいすること 誰だれかに教おしえて
もらった訳わけでもないのに

なんでかな 知しっているこの胸むね
ずっと前まえから 生うまれる前まえから

誰だれかのためでなく まして見返みかえりでもない
愛あいを灯ともし宙そらを舞まう 僕ぼくはホタル
今日きょうに汚けがされながら 明日あすに傷きずつきながら
いつか巡めぐり会あえる 君きみに
見みえるように

変かえられない 宿命さだめがある事こと
知しりながら儚はかなく光ひかる

一瞬いっしゅんが 永遠えいえんに続つづくと
信しんじるように 伝つたえるように

愛あいに裏切うらぎられても 恋こいに泣ないたとしても
命灯いのちともし宙そらを舞まう 僕ぼくはホタル
その胸むねの奥深おくふかく 澄すみきった水辺みずべで
涙なみだこらえている 君きみを
守まもるように

誰だれかのためでなく まして見返みかえりでもない
愛あいを灯ともし宙そらを舞まう 僕ぼくはホタル
今日きょうに汚けがされながら 明日あすに傷きずつきながら
いつか巡めぐり会あえる 君きみに
見みえるように

届とどけホタル