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よみがな
れる木漏こもかき木坂きざか
きみかたならべてあるいてた
やさしいゆめてた
しずかにきみおもった

なつそらはやとどきたくて
なが若葉わかばのトンネルをけた
あの約束やくそくだけ
わらずにそばにある いまでも

かぜのなかへ ときのなかへ
いま こころが言葉越ことばこえてゆく
かぜのなかで ときのなかで
めぐりえる ある、どこかで

まちはいつかしずかにあがるあめ
つきはかがやき らばるなみのよう
かすかなこえれて
素直すなおなこころだけが づいた

かぜのなかへ ときのなかへ
あたたかなおもきしめてる
季節越きせつこえて きみとここに
わらえる ある、どこかで

こわれたほしをもとにもどして いのちをはこ
かなしみそらにふれて わたしをあふれさせてゆくよ

きみのなかで あいって
ありのままの わたしに出逢であえた
たどりいた みずほし
いま はるかなひかりになる

かぜのなかへ ときのなかへ
わすれていたゆめ つづいてゆく
ずっととおほしのどこかで
やっとえる

ある、どこかで