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ガンバらなくてもいいんだよ
ありのままのきみでいるなら
ふゆはるつなぐユキヤナギ
まわりをらしていた

暗闇くらやみ一人ひとり
ただ、たたずんでいた
さきえないほど
不安ふあんがこみあげてた

きみおなじように
ふか傷抱きずかかえてた
それをぼくったとき
なにかがれてはじけた

たとえいまけわしい
みちのりにえたとしても
くるしみのもりをぬけてく
それがなによりの近道ちかみち

ガンバらなくてもいいんだよ
ありのままのきみでいるなら
ふゆはるつなぐユキヤナギ
まわりをらしていた

いつものくせのように
またんでいた
どうすることも出来できないと
無力感むりょくかんちひしがれた

きる意味いみなんて
くだらないってめつけた
そんなぼくをあきらめずに
はげましつづけてくれたひとがいた

ふゆるこのにも
かならずあの季節きせつはなくのさ
なやみこそきみそだてる
なによりも大切たいせつなもの

ガンバらなくてもいいんだよ

ふゆはるつなぐ雪柳ゆきやなぎ

ガンバらなくてもいいんだよ
ありのままのきみでいるなら
ふゆはるつなぐユキヤナギ
まわりをらしていた