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ほそ路地裏ろじうらいてるはなのように
だれづかない かせたこいごころ

いつもすぐそばに いつでもとど距離きょり
たのに見落みおとした うつむいていたから

ぽっかりいた きみとの時間じかん あのなみだ
ぬぐえず また おもすよ わすれられないんだよ

ねぇ、おぼえてる?
ねぇ、こえる? ぎたことのようにおもうけど
ねぇ、そのこえも その仕種しぐさも ぼくはまだおぼえてる
つたえそこねたおもいがまた ぼくの心掻こころかみだすよ
このかなしみも ねぇ、いつかは微笑ほほえみにわるかなぁ...

れる街並まちなみに ぼんやりかんだつき
ふわりとつつむ あじさいいろきみ

いまさらだっておもうんだけど どうしようもなくて
りずに またおもすよ にじんでいく恋文こいぶみ

もうえないの?
たとえばほら、このいたみ やわらいだころ
ねぇ、いたいよ 偶然ぐうぜんでも ぼくはかまわないから

すこしくたびれたこころ ぬくもりをらすあめ
ジンとみるこのむねうれうたきみへのうた

ねぇ、いたいよ
ねぇ、えないの? こんなにもおもっているのに...
ねぇ、そのこえも その仕種しぐさも ぼくはまだおぼえてる
つたえそこねたおもいもほら そっとつつ恋詩こいうた
このかなしみも ねぇ、いつかは微笑ほほえみにわるんだろう