「やまない雨あめだね…」 君きみはうつむいた
その肩かたが濡ぬれないよう 傘かさを傾かたむけた
君きみは僕見上ぼくみあげ すこし寄より添そったね
笑顔えがおのまま 腕うでを抱だいて 小ちいさく震ふるえている

ちゃんと今日きょうは この想おもいを伝つたえるんだ
君きみのこと あきれるほど好すきになった

アイアイ傘がさの中なかで
こもった感情かんじょうも素直すなおに 伝つたえないまま
終おわりにしないように
通とおりすぎる雨あめがせかしてる
近ちかづいた二人ふたりの 雨恋あまごい

「もうすぐ家いえだね…」 君きみはうつむいた
名前なまえよんで 目めがあっても 言いえないことがあるよ

ちゃんと今日きょうは この想おもいを伝つたえるんだ
君きみのこと あきれるほど好すきになった

明日あしたも雨あめが降ふれと
願ねがってしまう僕ぼくの欠片かけらも 嘘うそじゃないから
光ひかりがこぼれたとき
通とおりすぎる雨あめが笑わらってるよ
もどかしい二人ふたりの 雨恋あまごい

アイアイ傘がさの中なかで
こもった感情かんじょうも素直すなおに 伝つたえないまま
終おわりにしないように
通とおりすぎる雨あめがせかしてる
近ちかづいた二人ふたりの 雨恋あまごい