たれ込こめる雲くもをかきわけてか細こまかく照てらす光一本ひかりいっぽん
心こころの奥おくの奥おくの方ほうへ潜もぐれ!潜もぐれ!潜もぐれ!

バカバカしいこの世よの中なかを笑わらう私わたしを更さらに笑わらう
妖あやしい黒くろマントの男叫おとこさけぶ!叫さけぶ!叫さけぶ!

ゆらゆら揺ゆれてる 日ひがなずっと頭あたまの中なかでは禅問答ぜんもんどう
思おもい出で、デリケートなところ、叩たたけ!叩たたけ!叩たたけ!

テレビの中なかで誰だれかが言いった「見みてみろ人ひとがゴミの様ようだ」
心こころの奥おくの奥おくのゴミを燃もやせ!燃もやせ!燃もやせ!

この世よなんて束つかの間まの仮かりの住処すみかよ
逃にげ場ばなんてあの世よにもないぜ

男達おとこたちは遥はるかな荒野こうやの果はてに倒たおれ
女達おんなたちは夜よるよりも深ふかい海うみの底沈そこしずみ行ゆく

人間にんげんナニモノ!? どこまでもまがい物もの
人間にんげんナニゴト!? 届とどかない願ねがい事ごと
人間にんげんナニイロ!? 花はなより赤あかい血ちの色いろ

明日あしたなんてモヤモヤの霧きりの彼方かなたよ
決きめるのなら今いましかないぜ

男達おとこたちは遥はるかな荒野こうやの果はてに倒たおれ
女達おんなたちは夜よるよりも深ふかい海うみの底沈そこしずみ行ゆく

人間にんげんナニモノ!? どこまでもまがい物もの
人間にんげんナニゴト!? 届とどかない願ねがい事ごと
人間にんげんナニイロ!? 花はなより赤あかい血ちの色いろ