文字サイズ
よみがな
えなくて またひとつ
さみしさからのかぜいた
かたをのせるような
きみのやさしさに

かさなりわないことが
あたりまえならば

もっとそばにあゆみよっても
ゆめわらないでしょう

きみとぼく ぼくときみ
この地上ちじょうふたたえた

ずっとまえ ずっとまえ
きみとぼくは春隣はるどなり
ふゆわたいてゆく
いつかはなとなる

ちがうみちをゆくけれど
おな気持きもちだから
ずっとそばにかんじられると
きみはいつかってたね

ぼくのみぎ きみひだり
ふたりにかえれるがくる

はなれても はなれても
きみとぼくは春隣はるどなり
それぞれのままにいて
ひとつはなになる

いつまでも いつまでも
きみにはぼくが春隣はるどなり
ながれてゆく月日つきひさえ
いとしいとおもえる

ずっとまえ ずっとまえ
きみとぼくは春隣はるどなり
わらいてともにゆく
いつかはなとなる