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朝露あさつゆに きらり そっとほうめば
ふかもりうみ波紋はもんひろがって
んだ 言葉ことば そっとせば
ほら あわになって とけてゆく

まちあかりもとおくなり 列車れっしゃさきさえもらない
たどりいた その場所ばしょは そっとわたしせた
もがいてもがいて からみついた いとは ほどけなくって
やみふちあさないようにと いの

朝露あさつゆに きらり そっとほうめば
ふかもりうみ波紋はもんひろがって
んだ 言葉ことば そっとせば
もう あわになって とけてゆく

えないかおがはりついた こころ場所ばしょなんてどこにもない
結局けっきょくいつもそうだった こえをひそめ やりごした
あせってあせって かさねてきたうそさって
いまとなれば とるにたらないモノを まも

むねなか ゆらり そっとらしせば
ふかきりれて なにこわくない
ばし そらつかむことだって
ほら 出来できないことは なにもない

このふかもりうみ居心地いごこちがいい
でもふかもりうみ居場所いばしょじゃない
もうかなきゃ づいたのだから

朝露あさつゆに きらり そっとほうめば
ふかもりうみ波紋はもんひろがって
んだ 言葉ことば そっとせば
そう あわになって けてゆく

うご列車れっしゃ もどるその場所ばしょ
ふかもりうみと きっと わらない
ばす さきこたえがあるのだから
出来できないことは なにもない