偶然ぐうぜんの再会さいかいに
あなたは目めをそらした
話はなし合あったはずの 別わかれなのに

サヨナラしたあの日ひから
心こころはぽっかり
そんな簡単かんたんに
終おわれる思おもいじゃないこと
わかってたけど

思おもい出でならば 目めをそらさないで
あなたがそれじゃ 忘わすれられない
あたりまえのように
そばにいたから
せめてあの頃ころのように 笑わらって…

一度いちども涙なみだは
あなたに見みせなかったけど
あなたが思おもうほど
私わたしは強つよくなかった

何度なんども抱だきしめあった星空ほしぞらの下したで
戻もどれないあなたとの恋こいに
永遠えいえんを願ねがってしまうの

ただ会あいたいだけで 傷きずつく恋こいだった
強つよがってばかりで 泣なき虫むしだった恋こい
離はなれるのならば どうして出会であう
こんなに苦くるしくなるなんて
知しらなかった

思おもい出でならば 目めをそらさないで
あなたがそれじゃ 忘わすれられない
あたりまえのように そばにいたから
せめてあの頃ころのように…

許ゆるされるのなら もう一度いちど
あなたのその腕うでの中なか 身みを委ゆだねたい
離はなれるのならば どうして出会であう
こんなに愛あいしていたなんて 知しらなかった

偶然ぐうぜんの再会さいかいに 私わたしも目めをそらした
いつの日ひか笑わらって
ふたり 会あえる日ひまで…