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まれながらの才能さいのうのことを神様かみさまからのギフトとひと
ぶらしいけれどぼくのはちっちゃいはこだな

リボンもなくていろだって地味ぢみで みすぼらしいそのはこ
なんかずかしくうしかくしていた

最初さいしょそらんだとりつばさひろげた格好かっこう
どのくらい助走じょそうをつけて地面じめんったんだろう

自問自答じもんじとうきっとそこにはこたえがないことを
意外いがいまえ気付きづいてたかも なやんでる自分じぶんっていた
明日あすかるはしはもろくもくずれそうで
今行いまいかなくちゃ けなくちゃ こころさえかろやかにけたら

どこかでぼくわるこえ みみふさいでやりすごしてた
それでもこえる なんだ自分じぶんこえじゃないか

ゆめおもさはないんだけれどわけばかりなすりつけて
やっかいなものを背負せおっているになってる

まぬ歓声かんせいびるひととお世界せかいさ どうせ
どうせ自分じぶんなんかっておもう そのたびにギフトが

すこしは自分じぶんにも期待きたいしてみたらどう?って
意外いがいにうまくせるかも 想像そうぞうよりもやれるかも
しんじてみることがあまいかどうかなんてさ
自分じぶんしためてみなけりゃ がっつりみつかなきゃかんない

月夜つきよかぶまちのシルエット くろかべのようにそびえ
まれないうちにそっと人知ひとしれず してみせる

威風堂々いふうどうどうぎゅっとむねにギフトをいたままで
はこ中身なかみときいまおそしとっている
明日あすかるはしはもろくもくずれそう
今行いまいかなくちゃ けなくちゃ こころさえかろやかにけたら