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畿多いくたときかさね いくらか大人おとなになった
らずにえていった ぼくとしもの

すこしずつ ねつびる
空気くうきつぶ まぶたじて そっと

あおなつそらおもせば ぼくよこ、すぐそばきみがいた
いまよりすこみじかかみ無邪気むじゃきそうな笑顔えがお

真上まうえかぶ太陽たいよう むせかえすなにお
すべてがなつかしさに あふれてえる

陽炎かげろうらいでいる
とお景色けしき きっとわらず いま
わずにごったむねなかいたいほどそそ蝉時雨せみしぐれ
わりゆくもの わらないもの ぼくなにえらんだ?

かさねた日々ひび隙間すきまこぼちたなに
それをめられるものを きみっているがして

そらいろ 樹々きぎみどり
かわいたかぜ かんじるたびにおも

おさなきみのぞんだ未来みらい自分じぶんたしてぼくはなれているのかな
すこ不安ふあんこわくなるけど かなしませたくはないよ

もどりたいとねがう この気持きもちは いまくためのカタルシス
なにかにまよつかれたときは きみのことをおもそう